講談社青い鳥文庫<br> 踊る夜光怪人 名探偵夢水清志郎事件ノート

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講談社青い鳥文庫
踊る夜光怪人 名探偵夢水清志郎事件ノート

  • 著者名:はやみねかおる【著】/村田四郎【絵】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 講談社(2014/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061484665

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内容説明

魅力的な問題児ロン毛のレーチが帰ってくる。そのレーチと夢水迷探偵、三つ子の亜衣、真衣、美衣が団結して≪夜光怪人≫に立ち向かう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

43
夢水清志郎シリーズ第5作。こんな和尚さんは、ありえね~(爆笑)。今回はタイトルからわかる乱歩作品へのオマージュ。暗号あり、秘密の(自粛)もありーの。レーチが登場すると、冒険に傾いていくなあ。教授は経済的にはとにかく、生活力が安定せず。トロピカル生活はいつまで続くのかな~。ところで、五十音図は中世には、もうありましたよ。一般には知られていなかったでしょうけど。2015/09/05

ユメ

36
のっけから背広に青緑色のかびをはやして登場した教授だけれど、夜光怪人の謎と暗号を解き、さらに真っ赤な夢のカーニバルを仕掛けた名探偵ぶりに痺れる。その解決手段を選んだ理由がまた、あったかい。普段とのギャップに、ますますこの名探偵を好きになる。三つ子と教授の二度目の夏。『そして五人がいなくなる』のときと同じように、みんなが浴衣で花火を見上げている光景が、とても尊く映った。すてきな解決に乾杯!亜衣とレーチって、読んでいて身悶えしちゃうくらい青春していたのだなあ。レーチの家の黒電話が懐かしくて涙が出そう。2017/09/05

みなみ

25
青い鳥文庫の夢水清志郎シリーズの五作目。今回は、頭が取れる夜行怪人が登場したり、暗号を解読したりするけれど、人が死なないので安心して子供で読むことのできるミステリー。「名探偵は、謎を解くだけが仕事じゃない。みんなが笑顔になれるような解決をしなくちゃいけない」というのが素敵な考え方だと思う。久しぶりに読んだけれど、暗号の謎は忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめた。2023/05/30

十六夜(いざよい)

20
タイトルと内容から私的には"夢水版江戸川乱歩の少年探偵団"イメージ。子供の時暗号解読をワクワクしながら解いてたのを思い出したり、一緒に捜査してるような臨場感にドキドキ。このシリーズは大人が読んでも面白いけれど、子供の時に出会っていたらもっと楽しめただろうな…と思える作品が多い。買うのもちょっと恥ずかしかったりする。2019/06/24

ほたる

16
レーチ再びの今回は暗号がメイン。教授が珍しく苦戦していたけど、微妙に知識がいるものについてはやはり難しいのかなと。昔の出来事を今回の事件で上手く昇華していたところが良かった。登場人物紹介でびっくりしたけど、まだまだね…2021/01/17

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