内容説明
いつまでも少年ではいられない。いつまでも少女ではいられない。「高校生」という季節の中で、傷つき、傷つけあい、彼らは自分にとっての煌きをみつけようとしている。“恋愛”や“友情”に悩みながら、大人への階段を昇っていく少年と少女を描いた青春恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつ
17
なんだかすごく落ち着いた高校生に見えた。好きな人、仲間、すれ違い。そんな煌めきが、静かに淡々と過ぎていく。2017/05/09
モブ2
1
一平と舞の関係は周りを巻き込んでややこしくしてるよね。 付き合ってるわけではないから、好きになれるし、でも好きあってる事も分かるから宙ぶらりんな状態。主義主張は分かるけど曲げたら男らしくないと言い切るあたり、80年代所謂昭和の考え方が色濃い作品だなと感じました。多分この後も友達だから我慢が効くけど、大学行って交友関係が広がったら波乱が起きそうだな。まあ青春の一時なんでどうゆう道をこれから辿るにしても納得出来たらいいなぁと思いました2022/01/29
もふもふ
1
電子書籍版がセールになっていたので、久しぶりに再読。2018/07/01
haku
0
★4 相変わらずの良作。ついつい入り込んで夢中になってしまう。このシリーズは特に他の作品とのつながりがあり、楽しみが増える2010/10/19
美和
0
方言の会話がほっこりする。シリアスな場面でも間のずらし方が絶妙。バスの動物とか、猪のように走り抜ける安寿子とか。2022/08/14