内容説明
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子ども時代の環境や心の傷が、今の自分にどう影響しているのか? もっと生きやすくなるために、過去を理解し、現在の自分を受け入れる作業をする本。インナーチャイルドワーク、グリーフワークをはじめ、さまざまなワークつき。
続編『アダルト・チャイルドが人生を変えていく本』と合わせ、回復の道筋が見えてくる。
【目次】
1.あなたはひとりではない(序章)
2.私は今、何に苦しんでいるのか?(自分の問題を明確にする作業)
3.過去をふりかえる意味(原家族ワークを始めるにあたって)
4.原家族で何が起きていたのか?(暗黙のルールを発見する作業)
5.子どもの自分と出会う(インナーチャイルド・ワーク)
6.私を縛る鎖(原家族での役割から今の自分を見る作業)
7.鎖から私を解き放つ(否定的なメッセージをおきかえる作業)
8.怒りの奥にあるもの(グリーフ・ワーク)
9.私自身を生きる(自分の感情とニーズ・欲求に気づく作業)
10.自分を育てる(人生のプロセスに歩みだす)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
102
読友さんがオススメしてくれた本。自分が辛かった時のことを思い出し、読んでて涙が出ました。私の「生きづらさ」は何処から来ているのか、そして「苦しさ」を解放するために何が必要なのか、本書は解りやすく説いています。一度に過去を振り替えって精算をするのは難しいけれど、精神的に安定している時などに、少しずつ「グリーフワーク」や「インナーチャイルド」を育てていく作業をしていきたい。第7章の冒頭にある「象の話」が印象的。私は今、物理的に親から離れることができた。色々あったけど、実はこれは凄いことなんだと自分を褒めたい。2016/03/08
青蓮
77
再読。チェックリストで自分を振り返ると私は「ヒーロー(優等生)」と「ケアテイカー(お世話焼き)」に当てはまる。日常でも、困ってる人を見たら方っておけないタイプで私にはどうすることが出来ない事柄でも必死になってしまう。そこはやや自分でも病的かなぁと感じる。それから、リラックスをするのが下手。「常に何かをしなければならない」という意識があって、自由に何かを楽しんだり、休んだりするというのが上手くできない。これらを改善するにはなかなか大変だし、長い道のりになるだろうけど、少しずつ良い方向に持って行けたら良いな。2016/07/11
らじこ
17
激しく心を揺さぶられるような範囲にまではいかなかったが、ここに書いてある特徴のどれもにあてはまり、自分を少し知ることができた。合間に挟まる詩のような独特な文章や癒しのプロセスに思わず泣きたくなってしまう。去年暮れから新たにいい職場に恵まれて、反動でいろいろな感情を心が思い出していたのだが、そのプロセスは間違っていないのだと安心できた。今置かれている環境がとても大事なのだと再認識する。内容としては、向き合うというより癒されていくためのプロセスとその方法が多いと感じた。優しくとてもいい本だと思う。2020/02/20
左端の美人
17
親密な関係をつくったり維持することに困難を覚える。…まさにこれにつきます。まずは自分自身と親密にならないと、な。2017/01/17
銀の鈴
16
こちらも再読です。読む順番が逆に。こちらは基本編です。象の鎖の話はラットの無気力の実験を思い出しました。平易であたたかい言葉で書かれている本書は著者の思いやりに満ちていて、読みやすいです。日常に悩んでいる人がいたら是非、手にとってもらいたい一冊です。2018/03/11
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