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内容説明
Y大経済学部教授、柳沢良則。毎晩9時就眠を厳守する教授は、変幻自在の夢空間でさえ研究に没頭する!? 無限大かつ限りなく豊かなもうひとつの生活、それは夜毎の夢。これは、何事も経済的論理で物事を捉え、自由経済の法則に忠実な学者が、夢の中でいかに行動し冒険するかの克明で愉快な記録である。少年時代の母への想いが切ない「私という少年」、地平線を目にした感動を描く「原始時代の教授」他、全7編を収録した第1巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みのにゃー
3
処分前の再読。『~生活』のヒットから派生した『~冒険』。教授が夢の中で冒険する話だが、あまりの教授の変わらなさに1巻しか出ず、しかも最終話(?)はめちゃくちゃな終わり方だった。実験的な本とも言える。2018/02/25
gachin
1
夢の内容は覚えてなくてもその感情だけは思い出せることがある。ストーリーよりも感情の方が因果的にprimaryで、脳はその感情に合わせて整合的なストーリー(夢)を作り出してるだけのときもありそう。少なくとも体性感覚がprimaryなときはある。2023/11/21
そとは夕焼け
0
「私という少年」は夢らしい不条理と真実が隠されていて好きです。お母さんは本編を読む限り泣くような人ではないと思いますが。柳沢少年の考え方を理解して矛盾でさえも包み込んでいた偉大な母親だと思う。 全体的にはもうちょっと何かが足りない感じがしました。今また山下さんがこれに取り組んだら『不思議な少年』のエッセンスがありつつ面白い漫画が出来る気がします。2012/05/31
かやま
0
2巻出す気はあるんだろうか。2011/01/29
antidog
0
本編の方が好きです2009/06/14