内容説明
「忙しい」が口癖のOL亜理子は、幼なじみの恵美から十数年ぶりに電話をもらった。梨紗も誘ってかつての仲良し三人組で会おうと言う。突然の電話に不審を抱きつつ、彼女の心は夢のようなあの夏の日に溯っていった。心の奥底へと封印した、妖しい記憶の中へと――。ありふれた生活、時おり見せる特異な性癖。ありふれた彼女たちの表情の裏に見え隠れする、共通の秘密とは?深層に横たわる恐ろしい原体験が日常に染み出す様を描いた、衝撃のサイコ・サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アッシュ姉
69
大人になって再会した小学校時代の幼馴染三人。人には言えない大きな秘密を共有していることで、それぞれに暗い影を落としており、なかなか怖くて不気味。過去に何があったのか気になるものの、明かされるまでが非常に長くてくたびれた。乃南さんにしては珍しく途中から飽きてしまったが、真相は予想以上のおぞましさ。親友同士で異性の好みがかぶると悲劇。2019/09/02
choco
44
サイコサスペンス。女の怖さ、執念、嫉妬が入り混じるストーリー。十数年ぶりの再会を果たした三人の女には、誰にも言えない秘密があった。 その秘密の真髄に迫る時…背筋がゾクゾク。あー怖〜。昔流行ったコックリさん。懐かしい。2015/10/15
アーモンド
28
最初から何とも言いようのない、じっとりとした嫌〜な感じが漂っていたが、真相が知りたい一心で読み進めた。終わり方もまた、何とも怖かった。私も子供の頃、コックリさんをやった記憶があるが、のめり込まなくて本当によかった‼︎純粋な子供の心が作り出すオカルト的なもの、そしてどうしても消したいという想いが駆り立てる行動、歪んだ記憶…。何とも言えない読後感でした。2014/10/24
そのぼん
25
とある共通の秘密を抱えた少女たち。彼女達が大人になり再会した時、再び恐ろしい出来事が起こる、そんなお話でした。読み終えた時、思わず『女って怖い...』と呟きたくなる作品でした。殺されると予想していた人物が別人だったのでそこも衝撃でした。2012/08/24
hide
10
裏表紙の内容紹介にはサイコ・サスペンスと書いてあったのそのつもりで読んでいたけど、なかなか「サイコ」も「サスペンス」も無くて、最後の最後でそういうことね・・・という感じ。途中から、この3人は何かやらかしたんだなとは思うけど、小さな魔女たちは大人になっても魔女でしたね。乃南さん初読みでしたが、古い作品だったためか、ちょっと退屈感があったので、今度は新しい作品も読んでみようかな。2026/05/30
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