幽霊お岩 忠臣蔵と四谷怪談

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幽霊お岩 忠臣蔵と四谷怪談

  • 著者名:藤原成一
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787270634

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内容説明

「お岩は私である」。鶴屋南北はお岩と一体となって、積もる怨念をこめて、スティグマをつけた者の粛清をはかる。『忠臣蔵』の古い世界を哄笑し、乗り越え、霊のリアリズムで差別と排除の社会悪に復讐する四谷怪談の世界を展望する。
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目次

1 文政八年七月、盆狂言 (1)風変わりな興行 (2)黒船とカンカン踊り (3)初日の芝居見物 (4)後日の芝居見物 (5)マニエリスト南北の企み2 変わりゆく幽霊劇 (1)お岩という女性 (2)日常のなかのお岩・脱日常のお岩 (3)変身するアイデンティティ (4)鏡の示すアイデンティティ (5)スティグマの受容 (6)南北の怨霊事の系譜 (7)救われる幽霊・救われぬ幽霊3 スティグマの復讐劇 (1)「義士」の変貌 (2)『忠臣蔵』とのアナロジー (3)『忠臣蔵』を超えるもの (4)差別される者の復讐劇 (5)お岩の笑い・南北の哄笑 (6)あそびによる世直し演劇付篇 もうひとつの幽霊 (1)こわくない幽霊たち (2)場所に出る能の幽霊 (3)亡者供養のトポス (4)幽霊を誘引する者 (5)ドラマトゥルギーとしての幽霊あとがき 霊魂のたどる道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

2
夏の課題のため再読2014/06/23

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