内容説明
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これまでの国語教育をコンピューターが一八〇度かえる。漢字は書けなくても、コンピューターでなら、さらさら綴れるという子どもたちが登場しはじめた。中学校の国語科はコンピューターでどう変わるか。作文・詩・短歌・劇づくりなどの先駆的な実践を編んだ。
目次
プロローグ◎コンピューターでなら書ける。I ……詩集『少女時代』ができるまで いじめにも負けないで詩を書くII……「見る」ことから「書く」ことへ 短歌「ヒヤシンス」の授業III……私はあなたが選んだ歌が好き 短歌データーベースによる自分さがしの旅IV……ナガサキ原爆・七万五千人の顔 家族の物語が死者を蘇らせるV ……劇「アンネの日記」の上演 アウシュビッツ六百万人ぶんの一人を生きるVI……私がすすめるこの一冊 コンピューターが本と人との出会いを組織するエピローグ◎コンピューターの惑溺からの解放解説◎佐伯胖