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内容説明
ことばは人づきあいの潤滑油。よりよい人間関係を築くには、話し方にも気配りが大切。あなたの何気ない「ひと言」が、相手の心を開く役を果たすこともあれば、思わぬ波紋を生み出すこともあるのです。?日本語に強い関心をもち続けてきた著者が、ことばづかいの作法や、電話・手紙のマナーを披露する。思いを上手に伝えるための心得をそっと教えてくれるエッセイ集。
目次
１ ことばの作法
２ 電話の前で
３ 新・文章作法
４ 手紙のマナー
５ ことばの力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lee Dragon
32
思考の整理学で有名な外山先生。話し方の練習や勉強をちゃんとしたことがある人はどれくらいいるのであろうか。 面白い話は枕が面白い、人を引き付ける。聞く耳を導入の段階で作ってくれる。意外なところで、僧侶なども説法のための話方の講義を受けるそうである。 絶対音感ならぬ絶対語感を身につけておけば、より豊かな人生を歩むことができるであろう。2018/03/18
laptop
4
・なんでもいいから言葉を発すること、それは無理矢理にでも頭を動かすことになるため、結果健康・長寿に繋がるのかもしれない。 ・日本語の口語の文法は、言われてみれば確かにハッキリとしたルールが無いようにも思える。"この状況における適切な言葉はこうだ"など考えすぎたり、あれやこれやとルールを設けること、設けられることは窮屈に感じることも多い。しかし反対にきまりが少なすぎると段々と世界が混沌としてきて何が何だかわからなくなる。言葉使いにおいて最低限のルールは意識して損はなさそう。なんでもそうだけれど。2023/02/05
外道丸
2
絶対音感ならぬ絶対語感。意識して語感を磨くのは有用かもしれない。2012/11/13
モック
2
思考の整理学と共に薦めたい本。2012/01/31
乳酸発酵のお陽
1
日々のちょっとしたグチから始まる展開なのに心にスッと入ってくるのはおもしろい文をつくれているからなのだろうな。 偉い人の文句だとは思わない。2021/02/24
