内容説明
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世界文学の中でも最も早い時期に、女性による自己表白の文学として書かれた日記文学に関する研究を収録した論集。日本人の精神史とも関わるその成立と展開を跡づけ、日記文学史の基礎となることを目指した書。
目次
序論 日記文学史の可能性と日記文学成立前史
第1部 古代の日記文学(日記文学の成立
『かげろふの日記』を読む
展開期の日記文学
定着期の日記文学)
第2部 中世の日記文学(『たまきはる』の成立と主題
『南海流浪記』論
『十六夜日記』論
飛鳥井雅有と日記文学
『弁内侍日記』論)
終章 日記文学の古代と中世



