中公新書<br> 生殖革命と人権 産むことに自由はあるのか

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中公新書
生殖革命と人権 産むことに自由はあるのか

  • 著者名:金城清子【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 中央公論新社(2013/11発売)
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  • ISBN:9784121012883

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内容説明

生殖行為は、人類の発生以来、長らく人的に操作できない神秘の過程であった。しかし、医療技術の進歩によって、体外受精が可能になり、さらに受精卵から細胞をとり出してその遺伝的特性を診断することさえ可能になろうとしている。また、代理母の登場により、かつては一致していた遺伝上の母、出産の母、社会的母が三人存在することも起きている。本書は、生殖技術の現状を報告し、問題点を検証するとともにその将来を展望する。

目次

第1章 生殖革命の展開
第2章 生殖技術の現状
第3章 親子という関係
第4章 生殖の自由・権利、家族を形成する権利
第5章 生殖技術のこれから

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

孤独な読書人

6
科学技術を利用する権利という視点が新しく感じた。2017/12/13

Hiroshi

2
カップルの約1割が不妊症であり、そのカップルが自然な生殖以外に人工的な生殖も利用することができるのか。人の不妊治療は、家畜の生産性・効率性を高める為に開発された家畜改良技術の応用であり、それ全てを行うと人の倫理問題に抵触する。そこで、何処までが不妊治療として許されるのかを判断する必要がある。現在不妊治療の方法は、人工授精と体外受精がある。その際、第三者の配偶子の使用を認めるのか、代理母を認めるかの問題がある。更に、顕微鏡受精や着床前診断の問題もある。不妊治療ではなく、産み分けという新たな分野の問題となる。2016/06/23

tarazanzan

0
少し前に出版された本。様々な生殖技術があることを最近知る機会があったので。色々と興味深い。2012/03/09

トニー

0
資料。2009/07/20

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