講談社現代新書<br> 軽症うつ病 「ゆううつ」の精神病理

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講談社現代新書
軽症うつ病 「ゆううつ」の精神病理

  • 著者名:笠原嘉【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 特価 ¥499(本体¥454)
  • 講談社(2014/02発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061492899

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内容説明

人はひとりでにゆううつになる。そのとき? 軽症化しつつ広範に現代人の心にしのびこむ内因性ゆううつを「気分」の障害としてとらえ、共通に見られる心身の諸症状、性格との関係、回復への道筋を明解に説く。(講談社現代新書)

目次

第1章 現代の「うつ病」
第2章 三種類の「ゆううつ」
第3章 身体と心の「一定の症状」
第4章 どういう人におこりやすいか
第5章 急性期治療の七原則
第6章 うつ病が少し長引くとき
第7章 職場のメンタルヘルスのために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

16
「うつ」。20年前くらい前には今ほど「うつ」と騒がれなかった。やはりバブル後の不況、構造改革にともなうリストラ、非正規雇用の拡大などが根底にあるのではないか。「うつ」であることを自分で認めること、そして「うつ」を隠すことなく周囲に認めてもらうこと。なにより「うつ」を治す主治医は自分ではないかと思う。これから厳しい社会が続く、「うつ」にならないのが一番よいのだが、自分もじくは家族がもしなってしまったら、最低限の知識はもっておきたい。わたしも「うつ」ですが・・・・2013/05/02

ただの晴れ女

10
不眠とか憂鬱とか身体症状、数ヶ月続いているから、これはけっこうやべーやつでは……と、今さら気づいた。「慢性的な軽症うつ」ということばがすきで、10代から20代前半のころは、まさに慢性的軽症うつだった。笑 一にも二にも無理をしてはいけない、と伝わってきた。 「無理をして頑張る」って美徳のようで、自分のつらさに素直になれないってことだな!2019/11/06

りっとう ゆき

7
すごく優しい語り口で、うつ病について解説してくれる。そしてわかりやすい。環境要因ばかりじゃないとか、わかっていたようでわかっていなかったことが知れた。96年の本。2022/01/29

RASCAL

7
部下のメンタルヘルスのために、そして自分のために、正しい知識は必要なので。 心因性ではない、内因性のうつ、良くわかりました。読んでよかった。2013/03/20

袖崎いたる

6
軽症うつ病って、自分の体のまともさを物語ってくれるものだよな。仕事には行けないのに遊びには行ける。これが不可解に感じる心のほうをこそ疑ってみればいい。わからないのはオマエには向いていて、ソイツには向いてないって話。心の話でも身体の話にしてもいいんだけど、その人に向いていないなら症状として心身がメッセージを発してくれるってことなのな。2022/06/19

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