バラバラ殺人の系譜

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バラバラ殺人の系譜

  • 著者名:龍田恵子
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2013/12発売)
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  • ISBN:9784787231161

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内容説明

殺したあとでなお死体を切り刻んだ殺人者たち。肉片を身につける者、スライスしてトイレに流す者、切断した内臓をブリキ缶に納める者……。彼らを忘我の境へ駆り立てたものは何か。人間の背後にうずまく漆黒の闇に目を凝らす。
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目次

第1部 暗くて深いさまざまな事情混沌 第1章 夢か幻か、暗澹たる事実は小説より奇なり──野口男三郎事件[一九〇五年=明治三十八年]金銭 第2章 官僚気質丸だしのお手軽な完全犯罪──山憲事件[一九一九年=大正八年]憎悪 第3章 同情が憎悪に変わるとき──玉の井バラバラ事件[一九三二年=昭和七年]愛欲 第4章 戦慄! 女の肉片を溺愛した男──首なし娘事件[一九三二年=昭和七年]金銭 第5章 内臓、脳髄まで寸断してブリキ缶に──おでん屋夫婦殺人[一九三四年=昭和九年]失恋 第6章 恋の一念が生んだ悲喜劇──人違いバラバラ殺人[一九五四年=昭和二十九年]虚栄 第7章 死体の一部と二年間も同居──代議士元秘書、愛人殺人[一九八〇年=昭和五十五年]怨恨 第8章 立ち退き話のもつれが招いた惨劇──練馬の一家五人惨殺[一九八三年=昭和五十八年]逃走 第9章 妻を切り刻んでトイレに捨てる──人肉スライス事件[一九八六年=昭和六十一年]悪魔 第10章 ホラー映画も真っ青の悪魔祓い──藤沢悪魔祓い殺人[一九八七年=昭和六十二年]第2部 女のバラバラ殺人──女が殺人を犯すとき憎悪 第1章 警官の夫を殺した小学校教師──荒川放水路バラバラ事件[一九五二年=昭和二十七年]悪女 第2章 女の業の深さはどこまでも──千住バラバラ事件[一九六〇年=昭和三十五年]憎悪 第3章 横暴な夫の生首は新幹線に乗せて──亭主バラバラ殺人[一九七二年=昭和四十七年]嫉妬 第4章 哀れ! 疑心暗鬼の女心──妻のやきもち殺人[一九七六年=昭和五十一年]憎悪 第5章 邪推から生まれた“恋敵”──福岡美容師バラバラ殺人[一九九四年=平成六年]あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

112
明治38年の野口男三郎事件に始まり、平成6年の福岡美容師バラバラ殺人までの15件の死体損壊事件について書かれた本。金銭、憎悪、愛欲、失恋、虚栄、怨恨、逃走など暗鬱とした動機から起きた事件を記した第一部。また第二部では女性によるバラバラ殺人事件を扱っている。全体通して、殺人を犯す直前までどのような生活環境にいたのか、殺意を抱くまでの心理を探るという構成。犯罪心理の観点からいくとバラバラにする理由はいくつかあるわけだが、そのあたりはあまり詳しく書かれておらず、あくまでも事件が起きた理由に焦点が絞られていた。 2014/05/23

のちおちゃん

1
☆☆☆2008/05/22

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