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内容説明
コンピュータに関する話は一般の人には理解できないことが多い。ソフトウェア開発に携わるプログラマの苦労や悩みなどなおさらのことである。しかし、ソフトウェアのきまり(法則)と一般的な社会生活で出くわす出来事は非常に似ている。本書は、技術開発のプロが、「ソフトウェアとは何か」「コンピュータの利用技術」など、みずからの職場体験に、私生活のさまざまなエピソードをまじえて語る機知に富むテクニカルエッセイ。
目次
コンピュータ一般
ソフトウェア開発
設計技術について
「ソフトウェア」の法則
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
73
今から20年前に書かれた本なのでもう内容は最近の状況からは遅れている部分もかなりあると感じます。しかしながらソフトウェアというコンピュータをコントロールする技術の基本的な理解をしていくにはいいのではないかと思われます。考え方の基本というところが書かれていて今読んでも十分に納得するところが多いと感じました。2015/10/29
ニョンブーチョッパー
5
★★★★☆ たぶん25年以上ぶりの再読。25年以上経った現在でも当てはまる「法則」はあるよなと思いながら読む。プログラミング言語や開発環境などに関わる「法則」については、プログラミング言語や開発環境が、当時から見ると刷新されているおかげで大分改善されたり状況が良くなっている部分があると思う。また、働き方も、当時から比べたら人間らしい働き方に重点が置かれるようになってきた昨今、改善されている点は多い。2022/08/12
茶幸才斎
5
海外旅行で他のツアー客と意気投合して楽しかった。行きずりの関係では互いに接し方を加減するのがコツなんだな。プログラムも一緒で、構成するモジュール間は公開するインターフェースを限定し、過度の結合は避けなきゃならん。そこで思いついた法則:ソフトウェア開発でチームワークが良いとは責任のなすり合いができる仲間がいるという意味である。という感じで、筆者の日常とシステム開発の現場とマーフィーの法則をセットに綴ったエッセイ集。システム屋の文章は得てして読むに堪えないものだが、稀に非凡な人がいるとこんな面白い本ができる。2013/04/10
阿山
1
ソフトウェア開発と日常を織り交ぜて軽妙に書かれたエッセイ、読みやすく面白い。文章もうまい。時間ができたときパラパラと読み返したくなる本。2012/02/10
そらむぎ
0
BASIC時代の本。ソフトウェアを日常生活に当てはめて比喩表現として解説。机や環境を整えたり同じ状態を保ったり。2016/07/12