見たり、描いたり。

著者名：サトウサンペイ【著】

朝日新聞出版（2013/07発売）

• ISBN：9784022568977

内容説明

「運・鈍・根」が大切という人生論、漫画家の道を運命づけた出会いの数々、ドイツで学んだ教育論、自身の信仰などを、絵を交えてつづる。

目次

人生は運鈍根で
事業はヒントとアイデアが素
食べ物で人間が変わる
手に職のすすめ
マナーと習慣を軽く見るな
古書を読まざれば

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダリア]

勘違いして旅行記の『ドコカに行きたい』の方かと思って読んだ。また、この方を戦後かと思っていたが、戦中（それとも戦前）だったようだ。漫画で履歴書の辺りは流石漫画家さん、だと。あとマナーの話は身につまされる。

2021/02/17

[スプリント]

著者の書く文章は漫画に劣らず面白いです。登場する人物も魅力的な人ばかりです。特に著者に漫画家への道を切り開いたともいえる小谷正一氏には非常に興味がわきました。井上靖作品のいくつかが小谷氏がモデルになっていることも本書で知りました。

2013/11/30