光文社文庫 唇の役割 - 傑作推理

著者名：佐野洋

光文社（2014/01発売）

• ISBN：9784334721039
• NDC分類：913.6

内容説明

●被疑者の頭の形をなぜか鮮明に覚えている目撃者●被害者に毛根付きの毛髪を握られていたのにアリバイがある被疑者●通勤電車内で美しい二の腕に魅せられた男がその女に告訴された●同性の「あたし耳が弱いの」に猛烈な嫉妬を感じた女●決めてとなったのはあの後に瞼（まぶた）が二重になることだった――短編の名手が体の部分をテーマに、趣向をこらした結末で読者に挑戦！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[コマンドー者]

佐野氏の９０年代の連作短編集。体の一部分をテーマにしたミステリー短編で構成されている。佐野氏の作品としてはまあ標準的なレベルの作品で普通だな・・。

2024/05/08