中公新書<br> 大衆教育社会のゆくえ 学歴主義と平等神話の戦後史

個数:1
紙書籍版価格
¥770
  • 電子書籍
  • Reader

中公新書
大衆教育社会のゆくえ 学歴主義と平等神話の戦後史

  • 著者名:苅谷剛彦【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 中央公論新社(2013/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121012494

ファイル: /

内容説明

高い学歴を求める風潮と、それを可能にした豊かさに支えられ、戦後日本の教育は飛躍的な拡大をとげた。一方で、受験競争や学歴信仰への批判も根強くあるが、成績による序列化を忌避し、それこそが教育をゆがめる元凶だとして嫌う心情は、他国においてはユニークであるとみなされている。本書は、このような日本の教育の捉え方が生まれた経緯を探り、欧米との比較もまじえ、教育が社会の形成にどのような影響を与えたかを分析する。

目次

第1章 大衆教育社会のどこが問題か
第2章 消えた階層問題
第3章 「階層と教育」問題の底流
第4章 大衆教育社会と学歴主義
第5章 「能力主義的差別教育」のパラドクス
終章 大衆教育社会のゆらぎ