森の思想が人類を救う

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森の思想が人類を救う

  • 著者名:梅原猛【著】
  • 価格 ¥847(本体¥770)
  • 小学館(2014/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094600704

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内容説明

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梅原猛は「梅原日本学」から飛翔して、アイヌ文化=縄文文化を手がかりに、もっぱら人類普遍の哲学を求めて思索を深めてきた。本書はその一つの到達点であり、われわれが歩むべき道筋を具体的に指し示す。

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目次

第1章 日本の宗教―日本文化の理解のために
第2章 インドの思想と日本の文化
第3章 三つの危機をむかえて―二十一世紀の世界と仏教の役割
第4章 “森の思想”が人類を救う
第5章 人間の宗教から森の宗教へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

76
20世紀末に各地で行われた梅原さんの講演をまとめたもの。日本の森林率の高さ、それは耕作農業が入って来るのが遅かったから。狩猟を中心とする縄文時代は恵みを与えてくれる森や自然に感謝する文化。アイヌや沖縄の祭りなどが紹介される。そして木や川、全ての自然に神が宿ると信じられた国家神道化される前の神道、そこに融合した日本的仏教。ネイティブアメリカンやアボリジニーの人々も同じように生きてきたんだよね。自然破壊、環境破壊はどこかで止めないといけない、ずっと言われてる事だけど、何か良い方法がないものか。2021/07/28

Gotoran

19
先に読んだ「共生と循環の哲学」で紹介された本書。梅原思想により多く接するために。森の思想(縄文時代に端を発する土着の自然崇拝)が、3つの人類の危機(核戦争、環境破壊、精神崩壊)を回避させ、人類を救うことができると。日本人の精神性、宗教(国家主義ではない古来の神道と仏教の融合)という観点で非常に興味深く、示唆に富んでいた。「山川草木悉皆成仏」、「月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人なり」(芭蕉「奥の細道)⇒(あらゆる生きとし生けるものの生から死への永劫の循環運動という考え方)大切にしたい在り方2013/05/21

しんさん

1
一神教といきすぎた資本主義による行き詰まり。これからは、アニミズム×インターネット×萌えキュン文化で、日本の完全勝利だと思う。バンザイ。2013/02/14

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