内容説明
米ソ冷戦時代。航空自衛隊パイロット那須野治朗は、米軍大佐バーンズから「お前はソ連機を撃墜できるか?」と問われる。陰謀をはらんだ沖縄上空での米軍機密演習。那須野が迎え撃つ相手とは。そして彼が零戦を表す「ジーク」という二つ名を得た15年前の出来事とは。四半世紀にわたり読み継がれた名作“ゼロ・シリーズ”第一巻。今こそ、男を取り戻し、そのG(重力)を体感せよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
15
☆ 航空自衛隊の戦闘機パイロット那須野治朗を描く航空冒険小説4部作「ゼロ・シリーズ」の第1部。自衛隊は専守防衛の組織であるが、戦闘機の戦いは先手必勝の世界。実戦を経験した事が無い自衛隊という矛盾に満ちた組織で戦う戦闘機乗りたち。本作は那須野が零戦を表す「ジーク」という二つ名を持つに至る過去と、米軍が密かに開発した新型戦闘機を巡る陰謀が描かれます。空戦の描写が細かく、何が起こっているのか、パイロットが何を感じているのかがよく分かります。25年ぶりに再読しましたが、今読んでも圧巻です。2021/03/22
niz001
9
久しぶりに読んだけどやっぱり面白い。「ナイトダンサー」~「シャドーエコー」・ゼロシリーズ・原子力空母信濃シリーズ、今でこそ警察小説+時代小説メインの鳴海章さんやけど、初期の一連の航空小説はどれも燃える。2017/05/31
だいゆー
7
ファイターとして生まれた男の物語(^^2017/05/31
nabe
6
初文庫化以来に読んだが、楽しくて一気読みでした。著者初期の航空小説に夢中になっていたころを思い出した。画的には同じく夢中になったトップガンに被るところも多い気がするが、それはそれで状況がイメージできて良かったかな。 続くゼロシリーズも復刻を望みます。2017/06/04
ムー
5
かなりマニアックな作品ですね。今一つ入り込めずでした。 相棒の小池が死んで空自をやめて次につながってゆくのですね。2020/02/20
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