内容説明
青酸カリ入りの酒を一杯二杯と飲みほしたラスプーチンに向けてピストルを発射した! しかし奴は、この私に飛びかかってきた!──。帝政ロシアに隠然と君臨した怪僧ラスプーチン暗殺の首謀者が顛末をリアルに告白する衝撃の回想録。
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目次
まえがき1 出会い2 臣民の不安3 ラスプーチンの正体4 暗殺の決意5 密議6 ラスプーチンに接近7 修道士訪問8 ラスプーチンの催眠術9 暗殺計画10 ラスプーチンを招く11 モイカの地下室12 最後の訪問13 十二月十六日夜14 不死身の死体15 犬を殺す16 サンクトペテルブルグの興奮17 訊問と供述18 ドミートリイ大公邸19 死体発見20 幻滅21 追放結び原注訳注訳者あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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4
ラスプーチン暗殺の首謀者による回顧録。宝塚で「神々の土地」を観てから興味を持ったロマノフ王朝。思った以上に読みやすかった。ロシアのために奮起しラスプーチンを排除したのに待っていたのは王朝の落日とは何とも切ない。2020/12/30
宵子
1
最初に読んだロシア関係の本で、私がロシア本土に興味を持つ原因になった本。革命後にフランスに亡命したユスポフ大公(王家より金持ちだった?)が、何故ラスプーチンを暗殺するに至ったのかを書いたもの。そのため、ラスプーチンが怪しい奴のように描かれている。 また、ロシア語が分からないと、グレゴリー・エフモヴィッチ=ラスプーチンだと分かるのに時間がかかるかも知れない。 ・・・・・・もっとも後書きでは、ユスポフ大公のダークな面(女装趣味&アッー!な趣味疑惑)も書かれていて、当時はそっちのほうが私はショックだったのだが。2005/07/07
ユイ
0
◎2013/04/08
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