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内容説明
日本のスリ史にその名を残す大親分仕立屋銀次こと富田銀蔵は、明治四十二年六月二十三日、ついに捕縛され、全盛を誇るスリ団大検挙の発端となった。常に数百人の子分を擁し官憲も手をこまねく犯罪集団の実態を、警察の資料と出所後の銀次親分の記憶を辿ってつぶさに記す。
目次
仕立屋銀次(銀次一味御用弁;全盛時代と親分;その頃の親分;掏摸活躍の跡;掏摸道の内幕;銀次の盛衰)
銀次と僕
隠語いろいろ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ザッハトルテ
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天切松シリーズを読み、実在の仕立屋銀次について知りたかったので図書館で調べて借りてきた。「細目の安、こと杉本安吉」(小説では目細の安)は明治42年6月頃に捕らえられた直参乾児3,40人の内の一人らしい。巣鴨ので刑期を終えた後はカタギになってひっそりと暮らしたとのこと。2017/01/26
Hiroshi Asanuma
0
明治時代後半に日本の掏摸の組織化、システム化した人の懺悔録。とはいえ銀次本人は掏摸などした事がないという事にビックリ‼️ 生い立ちもかなり裕福な家庭だったらしく仕立屋の腕もかなりのものだったらしい。 懺悔録と言いながら、悲壮感がまるでないのもいい。2016/11/09
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