内容説明
にせの連絡電話にだまされて雑巾長靴持参で登校し大笑いされた中学時代。“瞬間湯沸器”の父に対抗してのハダシの家出? テレビ局につとめてみればここはふしぎな世界、そもそもケツカッチンとは何ぞや。時間に追われながらも友あり旅ありおいしいものあり、たくみにゆとりを作っての、ちょっとうらやましい人生。
目次
半額娘の父
わすれ涙
消えた財布
友と語らば
名づけ墓
お父ちゃんコール
天気予報と雨女
笑ってケツカッチン
起床せざるは
食べさせ甲斐
おんぶ赤鬼〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HiroNuma7
23
80年代のテレビに出始めた頃のエッセイです。阿川さんのエッセイを何冊か読んでいて気づいたことがあります。それは鉄板ネタがあるということ。ネタに困ったときに出してくる18番というべきか。お父さん(&家族)、お見合い系のネタがそれで、どの年代のエッセイでも、ほぼ出てきている気がします。そのせいか、ちょっと食傷気味になりました。留守電機能の電話を買った話で、その時代の人達の慣れていない感じが面白かったです。2017/05/02
読み人知らず
3
本人の話より阿川弘之とか志賀直哉の話が気になる2015/06/02
やまゆ
2
才女阿川さんのルーツがわかる1冊。小さい頃は全く本を読まなかったというのは意外。お父様との関係がほほえましいです。テレビ同様軽快なおしゃべりを聞いているようでした。2011/03/03
07yossy15
1
娘の為を思ってか思わずか、考えが堅すぎる石頭な父親 お淑やかなイメージとは裏腹な女子校の旧友 座ってにっこり微笑むだけの飾り物としてのお仕事 そして、いつの間にか遠のいてしまった恋愛事 全てを赤裸々に明るく酸っぱく語ったエッセイ集 // まぁエッセイなんで、何も考えずに読めましたww ただ何も残らない… あぁこんな人もいるんだなぁーと ミステリーばかりの疲れた頭をリフレッシュさせられました^_^2024/03/03
ねぎまぐろ
1
★★★2024/02/07