子どもの権利と学校図書館

個数:1
紙書籍版価格
¥2,750
  • 電子書籍
  • Reader

子どもの権利と学校図書館

  • 著者名:渡辺重夫
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 青弓社(2014/03発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787200167

ファイル: /

内容説明

子どもを主体にした学習環境の確立が求められる学校教育のなかで、学校図書館が果たすべき役割とは? 生涯学習の基盤を整備し、あふれる情報に対する処理能力を育成する場としての学校図書館の変遷をたどり、今後のあり方を考察する。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

1 学校図書館は何をするところか──学習権概念を媒介とした学校図書館の目的(1)学校図書館の目的と学習権(2)教材提供機関としての学校図書館(3)疑問や興味を発展させ学習を支える学校図書館(4)思想形式・自己形成の場としての学校図書館(5)情報処理能力の育成と学校図書館(6)教科・教育研究を推進する場としての学校図書館2 戦後におけるわが国の学校図書館機能の変遷(1)「学校の心臓部」──新教育と学校図書館(2)「教材センター」・「資料センター」論(3)「学習センター」論(4)「メディア・センター」論3 学校図書館と子どものプライバシーの権利(1)プライバシーの権利(2)図書館利用者のプライバシーの権利(3)学校図書館におけるプライバシー問題の所在(4)学校図書館と子どものプライバシーの権利4 学校図書館のあり方を求めて──文献の半世紀(1)新教育に対応した学校図書館(一九五〇年代)(2)「資料センター」としての学校図書館(一九六〇年代)(3)学校図書館とは何かを改めて問う(一九七〇年代)(4)自己教育能力の育成をめざす学校図書館(一九八〇年代)5 学校図書館に魅きつける(1)学校図書館におけるブック・リスト──作成のためのアドバイス(2)こんな館報が子どもを魅きつける──その要件と留意点(3)高校の図書館年間行事──計画の立て方と実施の留意点