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内容説明
ことばには不思議な力があります。口先だけでなく心からはっせられたことばは人の心を動かす力にもなれば、しっくりいっていなかった相手との関係を血の通ったものにすることもできるのです。本書は自分の気持ちや考えを思いどおりに伝えるうえで大切な話し方のマナーを、具体例をあげながらわかりやすくアドバイスします。素敵な人間関係を築きたい人に必ず役に立つ、話し方の入門書。
目次
第1章 知恵を伝える<br/>第2章 こころを伝える<br/>第3章 考えを伝える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasushi I
3
20年以上前の作品であるが、話し方のマナーは変わることがなく、今でも当てはまることばかりであった。上手く話すのではなく相手を思いやる話し方。自分の気持ちを相手が不快にならぬよう、でもしっかりと伝えること。いつまでも心に残る話し方。特別なことは一切書かれていないが、今の自分の話し方を再確認することができた。2019/06/13
孤猿
1
ことばを使うときに注意すべきことが易しい文章で書かれていた。印象に残ったのは、集合写真を撮るときに、自然と前列に並ぶ人と後列に並ぶ人について。前列の人はもう少し思慮深く、後列の人はもう少し陽性に振舞う努力を、ということだった。2018/08/15
中山りの
0
「ことばに不安がある。自信がありませんから、間(ま)がもてないのです。」「会話の心得は、いかにして、相手のよいところを見つけ出すかに尽きると思います。それには、広い意味で、ほめることです。」 多少時代を感じて違和感もあったが、ところどころなるほどと思った。2014/07/04
柬
0
話すときには、思ったままではなく、頭なり心なり、ひとつクッションを置きなさいということかと。しかし間を置くにしても、最近、あの〜、という間投詞がとても気になる。気になりだすとすごく気になる。2012/01/02