内容説明
落人の恨みは必ず晴らす――九州・五家荘と椎葉を訪ねる「平家谷の伝説ツアー」の添乗員・美也子は、匿名の脅迫状に怯えていた。不安は的中し、ツアーの講師を務める教授が殺害された。凶器は、宮崎に古来伝わる“四半的弓道”の矢。しかも現場は完全な密室だった…!熊野三山、山形県立石寺、群馬県四万温泉など日本各地の悪霊名所で、今夜も惨劇の幕が開く。
目次
悪霊ツアー<br/>ムカサリ絵馬の惨劇<br/>神隠しの湯<br/>平家谷殺人行<br/>巡礼不可能殺人<br/>旅は死体連れ<br/>亡霊の宿
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yu。
15
お金が絡むとね‥「悪霊ツアー」。最終的に女の図太さに尽きる「ムカサリ絵馬の惨劇」。ひょんな事から事件は起こる「神隠しの湯」。加害者が悪い‥ けれども されどな「平家谷殺人行」。お金が絡むとね(パートⅡ)‥「巡礼不可能殺人」。女は怖いのよ‥「旅は死体連れ」。これぞ自業自得‥「亡霊の宿」。といった旅行添乗員兼素人探偵の柏木美也子が活躍するユーモアミステリーの七つの事件簿。 2025/12/23
ともちゃん
0
山村正夫のおどろおどろした推理小説を期待したが、感想はさらりとしていたかな。また、他も読むことにしよう。2017/04/26




