病い論の現在形

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病い論の現在形

  • 著者名:小林昌廣
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 青弓社(2014/03発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787210173

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内容説明

近代的身体像は、医学の近代化によって誕生した──。文学・哲学・音楽から宇宙論まで、病と生命に向けられたまなざしの連鎖を解析し、病を取り巻く言説の現在、病気という文化/文化という病気を臨床する。いま、何が病んでいるのか──。
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目次

1 生命の哲学 病いの論理学 1 「私の死」への接近 2 死を牽引する生 3 概念/現象としての生命 4 幻影と境界 5 混沌への放擲 6 宇宙的思考 7 環境世界論1 8 環境世界論2 9 音楽的生命観1 10 音楽的生命観2 11 音楽的生命観3 12 病いから遠く離れて2 病いの痕跡 1 植物の夢──『ジングル・セル』論 2 接近の拒絶──『シングル・セル』論1 3 均質化の先取──小川洋子『完璧な病室』 4 欲望の湿度 5 ことば・採掘・肉体3 病い論の螺旋構造 1 病い論の螺旋構造──病気の饒舌さについて 2 裏返された屍体──医学史の戦略 3 場所の記憶──病名をめぐる医学史 4 病いの幾何学──分類学的医学の時代 5 球形の知覚1──流行病の政治学 6 球形の知覚2──「健康」の誕生あとがき