文春文庫<br> 法廷 - 弁護士たちの孤独な闘い

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文春文庫
法廷 - 弁護士たちの孤独な闘い

  • 著者名:伊佐千尋
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167396053
  • NDC分類:327.6

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内容説明

昭和三年、広島で起こった養母殺しの容疑者山本老は、実に五十数年間に渡って無実を訴え続けて再審を請求、「第二の加藤老事件」といわれている。昭和四十九年、千葉で起きた両親殺しの容疑者は「史上稀に見る残忍な凶悪事件」として死刑を言い渡された……。陪審制度支持の立場から、長年に渡って日本の司法・裁判制度の問題点を追及してきた著者が、周到綿密な取材をもとに、冤罪事件に取り組む弁護士たちの、地道で真摯な闘いを描いた異色の裁判ドキュメンタリー。

目次

山本老・雪冤に賭けた55年
殺人犯にされた1657日
ある少年の罪と罰
千葉・市原市奇々怪々の殺人事件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

8
4つの冤罪事件を扱った本。当事者のリアルが描かれていて読みごたえがある。ただ、構成にちょっと不満。宙に浮いた状態で章(事件)を終わらせているので、ドキュメンタリー小説としては高く評価できない。日本の司法の酷さがよく伝わった。古い本であり、そして昔の事件を扱っているので、今とだいぶ事情が違うんだろうね。2017/09/29

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