日本資本主義の生命力

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日本資本主義の生命力

  • 著者名:鷲田小彌太
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787230652

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内容説明

必需消費を上回る選択消費から「ハイパーキャピタリズム」を、昭和天皇の死から「象徴天皇制」を、ソ連共産党の解体から「社会主義未来の可能性」を、湾岸戦争から「世界新秩序」を解析。次々に襲いくる時代の臨界点の抽出・検証を通し、いま、ポスト90年代の座標軸を明らかにする。
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目次

まえがき1 資本主義の生命力 1 生命力 2 近代資本主義 3 日本資本主義の生命力2 ポスト九〇年代の日本社会──資本主義のリミット 1 高度消費社会 2 情報化社会 3 モラトリアム社会 4 高度大衆社会3 二十一世紀を拓く思考──戦後思想の目録 1 戦後思想は世界の諸思考と拮抗する富を生み出した 2 デモクラシー──大西巨人と福田恆存 3 歴史観──梅棹忠夫 4 天皇制──吉本隆明と網野善彦 5 アメリカ──鶴見俊輔と鮎川信夫 6 経済成長──石橋湛山と長谷川慶太郎 7 ナショナリズム──司馬遼太郎 8 大衆社会──山崎正和と今村仁司 9 マルクス主義──廣松渉 10 戦後思考の生きた目録──吉本隆明4 デモクラシーと天皇制 1 天皇制の本質 2 象徴天皇制の政治的役割 3 日本特殊性論と天皇制 4 天皇(一者)の使用価値5 論壇時評・湾岸戦争と社会主義の崩壊 1 「湾岸戦争」は世界認識をすすめる 2 ソ連社会主義の現在危機の読み方6 ソ連共産党の解体──社会主義解体の最終段階 1 「クーデタ」失敗は何をもたらすか 2 社会主義の解体はなぜ歓迎されるべき事態なのか 3 ソ連共産党解体の意味 4 未来を獲得するためには7 社会主義の可能性と不可能性8 ペレストロイカ──「社会主義」は解体する9 前衛主義の陥穽10 アルチュセールの遺産と私たちの世代