内容説明
昭和14年、日米開戦2年前。険悪な状況のなかで、第6回日米学生会議が開かれた。日本からは、各大学から男女あわせて48名の大学生が参加。宮澤喜一、奈良靖彦、苫米地俊博、山室勇臣ら参加学生は、巨大な国・アメリカに何を見たか。戦争を超え、国境を超えた真の友情を描く大型ノンフィクション。(講談社文庫)
目次
1 別世界の明るさ
2 熱い討論
3 大きい国、〓@50FCぶる心
4 楽天地の幸福
5 別れの味
6 色を失いはじめた日本で
7 楽観的な船出
8 逆風吹く中の来日
9 「静かに、静かに」非常時です
10 隔てる嵐の海
11 自ら死地へ
12 凛とした気迫と覚悟
13 英語、英語の時代の中で
14 それぞれの戦後
15生き続ける友情
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
YT
1
昭和14年(日米開戦2年前)に開催された第6回日米学生会議。参加学生が何を考え、どう戦中戦後を過ごしたのかを宮澤喜一ら4名を中心に書いたもの。開戦前に渡米し、その大国ぶりを見た学生たちも戦中の姿勢が個々で大きく異なったのが印象的(負けることが分かってて、なんとしても兵役を逃れるか、それでも志願するか)。日米学生会議は初回から学生が企画、資金集め(1回あたり今の金額で8000万円)を行った点もうへぇとなる。2015/05/12
kayoshi
1
★★★・・ 2010/06/10
まみよろ
0
若き時の宮澤喜一などの意外な一面が垣間見える。2012/08/10
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