内容説明
自我も、他者も、正義も、精神も、肉体も、性欲も、この世のすべてのものは幻想である。本能の壊れてしまった人間に、未来はあるのか－。フロイドの精神分析をもとに築き上げた＜唯幻論＞を窮極までつきつめたとき初めて見えてくる人間にとっての「希望の原理」とは何か。
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目次
１ 希望の原理
２ 自我は他者
３ 身心の妥協
感想・レビュー
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cava
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著者の一貫として主張し続けている「全ては幻想である」という論説はどこでどう解釈するかによって味わいが変わってくるので、好き嫌いする人ほど彼の著作を読んでみてはどうだろう。 2018/05/04
