内容説明
大阪人は、「ぼちぼちにいく」のを好む。バランスよく世渡りする、自分の甲羅に似せた穴を掘る、まあ何とかアタックする、あまり手を拡げなくともよいなどの気分、一種の処世方針の表明なのであるが……。大阪に生れ育った著者が、「ぼちぼちにいく」知恵で、現代人の抱える「家族」や「愛」の難問に答える名著。
目次
女の定説
いま女は何を考えているか
理想の夫
アッと驚くショッピング
男親の教えた歌
子連れ男と継母の関係
子供の遍歴修行
「とんだりはねたり」と老いの花
子供地獄
何するのよ
老いのトバ口
男と女の違い
からむ
この頃世間のいやらしいもの
タマゴと私
社墓について
ホッとする…
別荘の持ちかたは
女にしてほしくない仕事