内容説明
19世紀末、フランス、ピレネーの麓から“朝露にも似た澄んだ声”が響いてきた。美しい自然と、慎ましい生活と、少女たちを愛し、素朴な祈りのうたをささげ、永く人々の心を慰め楽しませる詩人の、本邦初個人完訳全詩集。
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目次
明けの鐘から夕べの鐘まで
桜草の喪
ジャン・ド・ノアリュー
空の晴れ間
幼い日の思い出
韻律詩集―ジネットに
蜜色の光―牧歌
キリスト教徒の農耕詩
聖母とソネット
墓碑銘
ラ・フォンテーヌの墓
四行詩集
わが詩的フランス
過ぎし時からとこしえまで
泉