内容説明
ビッグトーナメント直前に〈この大会中に、あいつを殺してやる〉という脅迫状が届いた。日本ゴルフ連合会理事・吉田は、警察に警備を依頼する。十津川は早速捜査にあたるが、吉田は交通事故で死に、そしてトーナメント中に殺人が起こる。これはトッププレイヤーの有藤を狙ったものなのか。ゴルフ界の複雑な人間関係のなかで、次々と起こる奇妙な殺人の謎に挑む十津川警部の名推理。長編ミステリーサスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
51
ゴルフを描くミステリというのはほとんどなく、その意味で珍しい中身。 ゴルフトーナメントに送られた脅迫状。 それに対し警察の十津川警部が捜査に当たる。 あいつを殺すという脅迫状が誰のことを指しているのか、プロをはじめその家族など、怪しい人物が多く出てくるが、本当に狙撃される事件まで発生する始末。 ただ最後かなり駆け足のように終わったので、そこはページを費やしてもよかった気がする。2023/11/06
ショーン
2
初めて西村京太郎の本を読んだが、とても面白かった。最後まで、犯人が誰かわからず、推測しながら読むのが楽しかった。また、ゴルフというテーマを扱っているので、とても想像しやすかった。点と点が繋がった時は、とてもスッキリした。2024/07/05
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
1
プロゴルファーの大会中に起きた殺人事件。謎のメッセージが届き、十津川たちが早速捜査に乗り出すが、この大会に関係している人間のうさん臭さに笑う。そして意外なくらいにあっけない。2022/08/21
義輝仮面
1
【★★☆☆☆】 ゴルフを扱ったサスペンスなのだが、一度狙撃事件起きたら普通試合中止にさせるべきなのでは?と思わずにいられず…登場人物の人間関係が割と複雑で途中で?になってしまったりした。2018/08/20
浅木原
1
珍しいゴルフミステリーだけども、中身は完全にOBの駄作。プロゴルファーが大会中に狙撃されて観客が巻き添え食らって死んだのにその直後に何の対策もなく別の大会に参加してまた狙撃事件が起こるとか、いくらなんでも雑すぎるでしょう? 展開だけでなく、脅迫状の文面とそれについての十津川の台詞が食い違ったりとか、ちゃんと校正してるのかというレベルで雑。退屈な展開、特に見所のない謎解き、せめてゴルフ業界内幕小説要素があればと思っても真相は全くゴルフ関係ねえ! ゴルフである必要ねー! 論ずるに値しない。2015/11/26
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