光文社文庫<br> 媚薬 - 傑作推理小説

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光文社文庫
媚薬 - 傑作推理小説

  • 著者名:笹沢左保
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2014/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784334714703
  • NDC分類:913.6

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内容説明

東京の郵便局を襲ったピストル強盗。その凶悪犯が、山間の村で暮らす姉妹の前に現われた。風呂、食事そして女体……ある理由のため、男をもてなす女たち。――三角関係の果てに、男を殺そうとする女。――夫を殺され、傷心の旅に出たが、偶然犯人の男と出会ってしまった女。――殺人などの事件に女性が深くかかわる八編のサスペンス。女性の内面を鋭く抉る傑作推理小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅木原

1
60年から76年に発表された女絡みのミステリ8編。アカギの例のナレーションが頭をよぎる物価とか、女性観とかに時代を感じるけれど、収録作はなかなかいい感じ。巻頭の二段オチが鮮やかな「媚薬の報酬」、思わぬ展開と皮肉な結末が冴える「殺してやりたい」、ふがいない夫の秘密がなんともはやなラストに辿り着く「窓をあければ風が」あたりはなかなかの秀作。不倫相手が死んだあとにその妻を殺した女の独白「愛をむさぼる」も謎に対してオチがあっけないのが惜しいけど好き。笹沢作品読もうという気になったので初期作品探しますかね。2015/01/28

アルゴン

0
★★★   展開に驚かされます。さすがに30年以上前の作品なだけに、描かれている女性像が古めかしい気はしますが。2017/02/06

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