内容説明
紳士としての最低で最大の条件は。著者自身の酒場におけるポーズの変遷。品とは。ダンディズムとは。金の使い方。痴語のすすめ。「吉原大学」……。文壇きっての紳士が、アソビを通して人生のヨロコビと苦さを軽妙洒脱に語る。現代の若者たちに贈る「人間らしい人間」への指南の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lonesome
14
自分は吉行淳之介に対して大きな誤解をしていた。それは、吉行和子が吉行淳之介の娘だと思っていたからだ。だから、吉原大学に通っていたことを開けっ広げに書いていて奥さんとか吉行和子の手前大丈夫なんだろうかとか、それとも回想として書いてるから過去のこととして無問題なのかなと心配してみたりそれともそういう時代だったのかなと納得しかけた。でも、ああ、そういえば吉行和子は妹じゃんと思い出した途端、淳之介がとても粋でダンディーな男前に思えてきた。それは、淳之介も度々言っている人間らしさが淳之介から伝わってくるからだ。2015/12/07
s
0
娼婦の話ばかり書いていると思われているがそんなことはない・・・と言いつつ娼婦の話に終始するあたりが可笑しい 紳士になるのも大変ですね2008/11/24
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