内容説明
アイヌの魂が詠み込まれた叙事詩ユーカラの筆録を『アイヌ神謡集』に結実させた幸恵。偏見の中で女学校入学を拒否され、金田一京助との出会いによって不滅の遺産と引き換えに夭折した、知里真志保の姉の生涯を自筆の日記と手紙で再現。
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目次
第1部 すみれの花(室蘭出港 生いたち 豊かな大地 十二の春 出会 十六の春 十七の秋 弟よ アイヌ神謡集 十八の春)
第2部 おだまきの花(東京 おもいのままに 十九の夏 アイヌウタラ 露芝模様 病は癒えず 何故に ふるさと 宣告 彼処は)