光文社文庫<br> 奥穂高殺人事件 - 長編推理小説

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光文社文庫
奥穂高殺人事件 - 長編推理小説

  • 著者名:長井彬
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334713058
  • NDC分類:913.6

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内容説明

奥穂高山頂をめざす伊東宏が雪庇を踏みはずして転落死した! 「ワナか?これは」と謎の言葉を遺して……。遭難死に疑念を抱いた山岳会の僚友・小泉信司は、ひとり調査を始める。〈登頂をともにした赤坂美知の犯行か? 遠隔殺人か?〉事件は、伊東の遺産争いへと発展する。 荘厳な穂高連峰を舞台に、江戸川乱歩賞作家が描く、山岳ミステリーの見事な作品!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@the_booby

43
雪庇を踏み外し滑落死した山岳会員が残した言葉にはどんな意味があったのか?そして追悼登山でまたも滑落した仲間の死は本当に事故だったのか。どこの山でも良かったんだろうけど穂高は険しいし人気だし舞台としては良いところ。異なるルートで登り山小屋で集合だなんて楽しそうだ。まぁ事件が起こらなければだけど。2019/05/28

yamakujira

5
山岳会の7人で向かった冬の奥穂高で、雪庇を踏みぬいた伊東が転落死した。山行を共にしていた小泉は彼の言動に不審を抱き、独自に調査すると、小泉が入会する前の遭難事故を知る。さらに追悼登山で綿貫も転落死する。ふたりの遭難は偶然だったのか、誰かの仕業なのか。いくらなんでもと思ってしまうトリックは大衆ミステリらしいレベルに思えるし、1991年発行だから、区役所が個人情報をぺらぺら喋るなんて今ではあり得ないけれど、山の雰囲気がしっかりと感じられて、なかなかおもしろかった。 (★★★☆☆)2022/02/20

kanamori

0
☆☆☆2011/10/18

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