内容説明
538年の仏教伝来に伴い、崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏とは激しく対立した。戦いは蘇我氏が覇を握るが、聖徳太子はそのような権力争いの中で摂政となり、みほとけの教えを礎に次々と大改革を行って日本を律令国家へと導いていく。しかし、その胸中には現実に対する厳しい洞察とみほとけの世界への憧憬が激しく彼をかりたてた。動乱の歴史を生きた太子の心のドラマをここに復古す。
目次
1 和をもって貴しとなす
2 あつく三宝を敬え
3 一大乗
4 凡夫のみ
5 太子ありき
ひろさちやのまんだら漫歩録―凡夫の知恵・ほとけの知慧
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