海帰線

個数:1
紙書籍版価格
¥533
  • 電子書籍
  • Reader

海帰線

  • 著者名:今敏【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061022164

ファイル: /

内容説明

人魚の伝説や古くからの言い伝えとともに生きる長閑な海辺の町。この小さな港町にも、土地開発という近代化の波が押し寄せる…。映画「東京ゴッドファーザーズ」「千年女優」の監督として国際的にも高い評価を得ている今敏による初期作品、ついに登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ムッネニーク

54
17冊目『海帰線』(今敏 著、2018年8月、講談社)※デジタル版 1990年に『ヤングマガジン』にて連載された著者の処女長編。人魚伝説が伝わる海辺の田舎町を舞台に、「海人の卵」を祀る神社の跡取り息子・洋介の一夏の冒険が描かれる。 大友克洋のアシスタントをしていたというが、それも納得の凄まじい画力。画風は大友タッチではあるのだが、線の色気は師匠を凌ぐ。 後にアニメ監督として名を馳せるだけあって映画的なまとまりのある作品だが、いくらなんでも地味すぎる気がする。 〈あれは 海へ還さなくちゃ いけない!!〉2025/03/06

kodamatsukimi

0
大友克洋と同じく映画製作を本業とするようになったのがわかる気のする作品 マンガとしてはなんら長所ない 作者名を換えれば誰も褒めない 話も動画で最上の演出をすれば名作になるかというと疑問 でもそんなものかもしれないか いやアニメならともかく中途半端にうるさすぎる ちなみに上位互換なのかと思って『AKIRA』も流し読み返したが 何かあまりおもしろがれそうにないのが怖くて閉じる2012/05/05

誰パンダ

0
今敏の単行本デビュー作。リゾート開発企業と地元の対立と、地元に帰ってきたヒロインと地元が嫌いな主人公の対比がいまいち鮮明じゃないのはわざとなのか、ただ下手なだけなのかわからない。若書きにしては完成度が高く、まとまりもあるし、ラストシーンも美しい。が、いまいちパッとしないのは、何か飛び抜けて光るものがないからかな。大友克洋フォロワーの中では1番有名かもしれない。キャリア後半は映画に行ったことも一緒。2020/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/130429
  • ご注意事項