死体の文化史

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死体の文化史

  • 著者名:下川耿史
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2014/06発売)
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  • ISBN:9784787230317

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内容説明

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刺青の皮を剥ぐ博士、死体の化粧師、みずからの死の実験者、23人の死刑囚の処刑を見た男、至福の千年王国論者、心中遺体100人を診た鑑識医、カニバリズム……。「死」という絶対を超克して濃密な生を死んだ、「死の逸脱史」発掘譚。

目次

死体の文化史 死体化粧チームの頃 二十三人の死刑囚の死を見た男 「私は戦争で殺されることの礼讃者」 刺青の皮を剥ぐ博士 心中遺体鑑識百名の温泉医 ある戦死志願者のこと ある人肉嗜食者の回想死体の事典 東京大空襲・生き地獄のショーウィンドー 釜石空襲・艦砲射撃で人間のブツ切り 大阪大空襲・旋風に吹き上げられて墜落死 死体解体者の法悦 腹上死・死に至るまでの生の昂揚死の全書 千年王国の訪問者たち 死の実験家たち パロディの名演家たち 死の洒落者たち 黄泉国の住人たちあとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

綾紗

2
実例の紹介やインタビューを通して、様々な「死」や「死体」について触れられている。空襲の話の中の齟齬を見つけて、いささか胡散臭さが漂うも、緩い語り口調であったりして読みやすく、あっと言う間に読み終わった。一章の文化史が一番よかったが、三章で、自分の認識していた以外の何とも不可思議な死を知るにつけ、考えが改まった。眉唾もあったが、面白い一冊だった。2018/05/08

ヤマ

0
題名の堅い印象に反してとても読みやすかった。現実の例を取りあげいろいろ言っている。2015/06/28

ISBN vs ASIN vs OPAC

0
徹底したゲスなブンヤっぷりには脱帽。ただ資料にはなりませんでした。アマゾンでジャケ買いなんてするもんじゃないなー。2011/09/24

kotoniai

0
できるだけ公平な視点から正確な情報を書いていこうとする姿勢みたいのは伝わってきてそこは好感持てるんだけどやっぱりちょっと変態趣味の本だと思ったよ。けっこうグロテスク。2010/01/20

澤水月

0
9408初読2000/08/21

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