内容説明
倭の国や倭人というと、現在の日本の領域の一部で、現在の日本人の先祖だという印象があって、大した疑問もなくその考えがまかり通っている。しかし、その倭人だけが日本人の原型なのだろうか? 本書のタイトル「原」の意味は、日本民族の原型、核になった原住民のこと。日本人とは何か? どこから来たのか?……日本列島の成立から、弥生式文化形成の源、日本語と近隣国語の共通点、銅鐸の由来、邪馬台国、北方騎馬民族、銅鐸を経て、さらには『古事記』『日本書紀』など神話の謎にいたる壮大な検証の結果、見えてきた真実とは! 日本人の持つ複雑さの原型は、南北文化の出会いと混合の仕方に潜んでいると看破した、知的昂奮いっぱいのノンフィクション。
目次
序章 日本人とは何か<br/>1章 日本列島成立の謎<br/>2章 倭人の謎<br/>3章 日本的文化出題の謎<br/>4章 古代王朝の謎<br/>5章 日本神話の謎(古事記・日本書紀・風土記の謎 日本語は南島・朝鮮へとさかのぼる 日本書紀はまったくの作り話ではない 神功皇后説話は、河内王朝成立の神話か いまの皇室の祖先は北方系?)
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