白髪鬼 - 岡本綺堂怪談集

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白髪鬼 - 岡本綺堂怪談集

  • 著者名:岡本綺堂
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2011/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334709761
  • NDC分類:913.6

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内容説明

壇ノ浦から落ちのびた平家の官女の怨念を秘める幽霊藻(「水鬼」)。試験場にきまって現われる髪の白い女の正体は?(「白髪鬼」)。――など、名作十三編を収録。人々を妖気漂う幻想の世界に導く、綺堂ならではの怪異の世界。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

41
美しい恐怖に満ちていると言えますね。どの物語も怖くて鳥肌ものです。恐怖系の作品が苦手なので自分でもよく読めたものだと思いました。2022/01/20

澤水月

4
関東大震災時の地方で起きた怪異「指輪一つ」が特に興味深かった。大正末期から昭和初期の作品ばかりなのにとても読みやすい! 創作なのにオチや因果のないものも多く昨今隆盛の現代実話怪談のフォーマットが出来ていると思った。もっと早く読めば良かった…2011/11/08

Gen Kato

1
再読。シンプルなだけにゾクッとする『こま犬』、子供の眼になにが見えたのか。想像するだにじわじわ来る『木曽の旅人』、ちょっと食べるのイヤになります、『西瓜』、ラストの切れ味が鮮烈な『白髪鬼』、薄気味悪さの盛り上げ方がうまい『妖婆』などがマイベスト。本当に岡本綺堂の怪談は名人の語る落語のように味わい深いです。2013/11/23

エチゴヤ

1
「停車場の少女」が一番総毛だった。“因果応報”“悪さ”をするわけでもなんでもなく、事実を述べただけなのが。2011/11/10

ハヂメ

0
半七捕物帳で有名な岡本綺堂の創作怪談集。なんともいえず恐ろしい。「水鬼」と「白髪鬼」が印象的。前者はとくに悪くも内のに因縁に巻きこまれることとなった女性の姿に「どうしてこんなことに……」とラスト、呆然とした。前作も読もうと思う。2017/06/06

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