光文社文庫 襤褸の詩（うた） - 長編ハード・アクション小説

著者名：西村寿行

光文社（2014/01発売）

• ISBN：9784334709495
• NDC分類：913.6

内容説明

掏摸の亀造、元博徒の三四郎、そして元刑事の源吉は、あてのない旅を続けていた。ある日、亀造が中国人の男から財布を掏ったところ、中には諜報戦の鍵を握る機密文書が隠されていた。　各国の諜報部員が入り乱れての機密文書争奪戦が始まった！　レイプの嵐吹き荒れる長編ハード・アクション小説の痛快作！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kouro-hou]

ぼろのうた。「蘭菊の狐」の続編というか後日談に当たる。ハードなロマンで知られる寿行先生の中でも、すごーくハードなロマンでまあどうしましょうという感じです。相変わらず女にも男にも容赦がありません。前作では無事だったヒロインが今回はヤられまくりという辺りに寿行先生の例外を許さない厳しさをみました。一応コメディ調の作品です。

2014/08/09

[キー]

シリーズ前作『蘭菊の狐』の登場人物はそのまま狐憑きテーマの怨念漂う前作に比べエロス度は倍増、もう狐憑きテーマは関係なく機密文書の争奪戦というこの時期の寿行作品の割りと典型的なストーリーですが、まあ面白く読めましたよ。 ラストがあっさりし過ぎてちょっと残念です。

2015/02/24

[尾原道場]

図書館でご自由にお持ち帰りくださいのところにあったので、読んでみました。なるほどこういう作品だったんですね。納得。

2013/01/06

[古山 雅一]

エロすぎて内容ようわからん。。