文春文庫<br> 極道の妻たち

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文春文庫
極道の妻たち

  • 著者名:家田荘子
  • 価格 ¥458(本体¥417)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167509019
  • NDC分類:916

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内容説明

「どうか今日一日、無事でありますように」。仏壇を前に夫の安否を気遣う女たち。血なまぐさい抗争に明け暮れた山口組・一和会をはじめ広域七団体といわれる極道(ヤクザ)組織。男の世界と言われる非情な裏社会も妻や母や恋人として女たちが支えている。子分らの食事からこづかいまでを配慮し、短気をきわめた闘争心の強い男と渡り合う「姐さん」の暮らしぶりとはいったいどんなものなのか――その赤裸々な実態を、気鋭の作家が二年にわたる体当り取材で捉えた衝撃のドキュメント力作。

目次

極道世界の内と外
真琴姐さん
治美姐さん
智美姐さん
新子姐さん
裕子姐さん
静江姐さん
加代ちゃん

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あかつや

4
抗争に明け暮れる山口組と一和会。血で血を洗う極道の世界で、男たちに寄り添うように生きる女の姿があった。映画で有名なタイトルだけど、原作はルポルタージュ。といっても映画はコンセプトを拝借しただけみたいだが。こっちは読み方も「つま」だし。たしか映画のキャッチコピーが「愛した男が極道だった」とかだったけど、この本に出てくる姐さんたちがみんなそれを口にする。たまたまなんだって、まあそうなんだろうけど、外から見るとちょっとその愛、病的だよなあ。ストックホルム症候群みたいな。危ない男じゃないと満足できないんだろうな。2022/04/07

c

2
山一抗争と言えばこれなんだよな。「凶犬の眼」は「仁義なき戦い」をオマージュしながら、実際には実録ヤクザ映画以前の任侠映画的アウトロー賛歌だったが、もう一つ近いと思ったのがこの「極道の妻たち」。フィクション、ノンフィクションの違いはあっても、山一抗争をそれぞれ地方(広島)と妻という周縁から描くという点では共通しているし、何より作家がどちらとも女性である。なので引っ張り出して再読してみた。…しかし、どうにも読み応えがない。「仁義」の原作も読み物としてあまり楽しめる作品ではないが、これはそれ以下かも知れない。2019/03/24

ツツイマホ

1
極道だから愛したのではなく、結果として極道だったから。女は男の添え物、結局一番にはなれなくて、男を大成させるために支え、成功の証としていつも美しくないといけない。理不尽だけど愛だけで乗り越えてる、信じられない…2018/11/13

ぼの

0
凄い勇気です。

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