講談社文庫<br> 迷い道

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講談社文庫
迷い道

  • 著者名:阿刀田高【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2011/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061843493

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内容説明

子供の教育、ローンの重さ。妻とのいさかいの根が絶えない中年の夫が、ふと心に思うのは、何かいいことが起こらないものか。それは人生の迷い道の途上につきものの心理……。そして、あるとき、夢のような好状況が訪れるが。短編の名手が、なにげない日常からとり出してみせる人生の恐怖譚10話収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

45
阿刀田さんの10編の短編が収められているものです。どちらかというと最初の頃の恐怖が後からじんわりと感じられるようなものです。話は普通の生活をしているなにげない毎日の生活の中でのことなのでありそうな気がしてきます。2015/05/08

背番号10@せばてん。

19
1990年10月2日読了。あらすじは忘却の彼方。(2023年9月2日入力)1990/10/02

みなみ

10
再読です。どれもアイデア素晴らしく、さすが阿刀田さんです。2019/06/06

takaC

8
迷い道くねくね。 (肌女郎/蜜の花/猫を飼う女/母の裸像/陥し穴/優しい声/特別料理/ある夜の心理学/背中美人/迷い道)1993/02/15

MIKETOM

5
相変わらずの阿刀田節。ちょっとブラック。『優しい声』と『迷い道』は男女入れ替わりの表裏一体。女は(男もだけど)外見などどうでもよくて一緒にいて寛げる相手が一番いい。年齢を重ねると特にそう感じる。しかし、憎々しいキャラを書かせると阿刀田はうまいね。『母の裸像』思い出の中にずっと封印してきた思い。ラスト一行がなかなかショッキング。『陥し穴』はホラーかな。状況を想像するとけっこう怖い。『蜜の花』幻想的な一編。狂ったように咲いていたのだろうか。蜜の味は甘かったのかな。『肌女郎』ウチの女房もこうだったらいいのに・笑2019/12/26

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