内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
いまや数学は現代につきささっている。コンピュータをはじめ、社会の数学化は著しい。数学だって、その時代の文化と離れては存在しない。演劇や音楽とおなじレベルで、それぞれの時代の文脈のなかで、数学を文化の時代性においてとらえる森流数学文化論。
目次
プロローグ◎数学を文化として考える◎もう一つの数学、和算◎ヨーロッパとはなにか◎魔術師たちの数学◎小数の時代◎科学革命の三幕劇 第一部◎科学革命の三幕劇 第二部◎啓蒙の逆説◎産業社会のなかの数学◎現代に向けて◎コンピュータ社会でエピローグ◎数学文化の現在