内容説明
「ウエイター、この皿はぬれたままだぞ」「それがスープでございます」――ジョークはたのしく、そしてむつかしい。たくさんのジョークを知り、そのTPOを知れば人生はきっと豊かなものになる。この本はアルファベット順にさまざまな形のジョークを数多く集めた、読んで楽しいジョークの百科である。
目次
Alien―エイリアンからみると
Bridge―死がふたりを引きはなすまで
Catch―ジョークの団体さん
Dog―シャギー・ドッグ・ストーリー
Elephant―エレファント・ジョーク
Fly in my soup―ジョークにハエが
Game―勝てば技術、負ければツキのなさ
Hollywood―ザッサ・エンタテイナー―Intermission―ジョークのオチを推理する〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uburoi
1
松田道弘の本が好きだ。ゲーム、ギャンブル、マジック、とそして今度はジョーク。徹底した遊びの研究で百科繚乱の雑学の大家となった。つぎつぎ繰り出される面白い挿話、小咄のかずかずで時も忘れていつの間にか最後のページを繰ることになってしまう。それが松田の本だ。惜しむらくは現在ほとんどが絶版状態なんだね。2013/06/07
愛沢 直樹
0
▶︎本棚を眺めて目を引いたので読む。本の厚みは物理的に薄い。▶︎ジョークとそれに対する3-5行ほどの解説が続く本。解説の語り口が軽快で楽しんで読めた。▶︎体系的なまとめ方がされているわけではないので、勉強(?)には向かない。寝る前の読書用、といった使い道がしっくりきそう。2021/08/06