光文社文庫<br> さすらい街道 - 連作時代小説

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光文社文庫
さすらい街道 - 連作時代小説

  • 著者名:笹沢左保
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334707941
  • NDC分類:913.6

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内容説明

下総無宿、夜番の丹次郎は、孤独の影をひきずる旅鴉。「下手人は必ずおれが、たたっ斬る」顔馴染みになった小料理屋一家を、無残にも殺害した群雲の伝兵衛。丹次郎は仇を討つべく、その無宿者のあとを追った。ついに追い詰めた。しかし伝兵衛は国定忠治に斬られ、ふしぎな三つの言葉を残して死んだ。推理小説的手法を用い、股旅小説に新風を送る傑作。

目次

信州路に泣く女
甲州路の黒い影
下総路の夜の花
野州路に招く声
上州路の流れ雲
武州に消えた男