内容説明
杉本宇宙、17歳。身長188センチ、体重78キロ。彼には大きな野望がある。サーブ1本だけでウインブルドンで優勝すること。そのために毎日毎日サーブの練習だけをしている。確かにサーブはものすごい。ジャパンオープンでも対戦相手がひっくり返るほどの圧倒的なサーブで勝ち上がり、とうとうウインブルドンに出場する。世界の強豪たちを相手に果たしてサーブのみで制覇できるのか!? 抱腹絶倒の超青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
90
2016年592冊め。宇宙という名前の高校生が、サーブだけしかできないのにウィンブルドンを目指すという話。もっと真剣なスポーツものだと思ったのだが、ギャグだった。主人公が不遜な性格で好感が持てないせいで楽しめず。もう少しかわいい性格だったなら笑って読めたのかもしれないけれど。 2016/07/25
takaC
74
テニスファンとしても一応セーフ。かな?「宇宙」はコスモスのことではなくて人名。2018/07/18
Walhalla
28
川上健一さんの作品と言えば、「翼はいつまでも」や「雨鱒の川」などとても良かっただけに、残念でなりません。同じ作者の作品だとは到底思えません・・。ごめんなさい。2018/03/29
まちこ
12
サーブしか練習しない宇宙。そのサーブだけでウィンブルドンまで行ってしまう。---かなりの身体能力と要領の良さ。軽薄さがなんとも・・・・。2015/04/03
凪
8
高校生の杉本宇宙の夢は、ウインブルドンで優勝すること。レシーブもボレーもストロークも全くできない宇宙の唯一の武器は、高速サーブのみ。果たして宇宙は、ウインブルドンを制することができるのか・・・・といった内容の物語。う~ん・・・・イマイチ(^_^;)サーブ一本に特化するという作戦はいいけれど、相手の体を狙ったり、故障を誘ったりするのはいただけません。てか、セリフ回しがいちいち古臭いし下品。宇宙の性格もあまり好きになれなかったし、最後の件においては「・・・スポーツなめんなよ」としか思えなかったです。2016/11/07
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