内容説明
戦後の性の解放は、日本人に活力を与えるどころか、驚くほどお粗末なセックスを生んだにすぎなかった。男たちは、性における本来の男たるべき姿を見失い、女たちは愛と性欲を混同し、体ばかりか心の処女性をも安易に放棄している。人生において性ほど重要なものはない。愛し方愛され方を知らない若者たちに、あえて自らの性体験をもとに性の素晴らしさを説く告白的恋愛論。
目次
1章 男性の“性”に関する四つの誤解(女性をシラケさせる“自信過剰” 笑うべき“短小”“早漏”コンプレックス 誰のためにセックスはあるか 男は、セックスを“頭”でせよ)<br/>2章 女性の“性”に関する三つの誤解(無知とマスコミが“不感症”をつくる “処女性”軽視は、女性自身を不幸にする 男女は平等だが、同質ではない)<br/>3章 性的演出の方法(テクニックに頼りすぎるな 愛し方の秘密 愛され方の秘密)<br/>4章 人生において性ほど重要なものはない