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内容説明
世の中の通年や業界の慣行にとらわれない経営は、世の中の常識とは外れているがゆえに、当初は批判の対象になり、「非常識な」というレッテルを貼られる。しかし、そのうちにそのユニークでイノベーティブな経営は、新しい時代にふさわしいものとして、徐々に世の中に受け入れられていく。「非常識経営」はいわば「時代先取り経営」ともいえる。本書では、野村證券、リクルートなど8社の事例を挙げて、経営戦略の本質、その成功の秘訣を探ったものである。
本書は1987年に刊行され、長らく絶版になっていたが、2010年に出版された楠木建氏のベストセラー経営書『ストーリーとしての競争戦略』の中で紹介されて話題となり、電子書籍として復刻されたものである。
目次
第1章 なぜ「非」常識経営か
第2章 経営の原理原則を優先―野村証券の支店長人事
第3章 遊びの精神が生きる企業風土―リクルート
第4章 独創的目玉商品と大胆な投資―ホテル百万石
第5章 ハイテク・ハイタッチの書店経営―平安堂
第6章 脱成熟化の製品開発―ミノルタα‐7000
第7章 ローテク地方企業からハイテク世界企業へ―信越化学工業
第8章 国際企業買収と現地人トップ―ホソカワミクロン
第9章 ベンチャー企業の攻めと守り―テンポラリーセンター
第10章 非常識経営の成功